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白い巨塔/感想&あらすじ・唐沢寿明演じる浪速大学病院助教授の財前五郎は外科医としての腕は…(ネタバレ注意)。


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権力が物を言う世界大学病院『白い巨塔』

唐沢寿明(からさわとしあき)主演の白い巨塔。
全21話という長編ドラマ。

唐沢寿明演じる浪速大学病院助教授の財前五郎は外科医としての腕は超一流で既に当時の教授を遥かに越えていたことは誰の目から見ても明らかでした。

ただ、彼は権力欲の塊で何をするにも自分の利益となる人間には手段を選ばない人間でした。
そして外科の教授に選出されました。

たった一度の手術ミス。
教授になってすぐの手術で患者が亡くなりました。
医師としての怠慢があった事実を隠そうと大学病院が組織ぐるみで隠ぺいを図りましたが結果裁判で敗れました。

教授の地位だけでなく新しく設立される癌医療センターのセンター長の地位も約束されていた財前でしたが裁判で敗北が決まったその日、癌で入院しました。

自分が癌医療センターのセンター長に就任し癌で悩む患者の治療研究に力を注ぐ夢を抱きながら自らが癌で命を落としました。
彼はそんな自分を死に際まで恥じました。


私は彼のことを決して間違っているとは思いません。
才能があれば目の前のカネより後々役に立つ権力を欲しくなってしまうもの。私のような極普通の一般人には感じ取ることしかできません。

人間の欲望は常に前向きでなくてはならないと考えています。やり方は間違っているかもしれませんが自分の理想のためなら手段を選ばない。
そのやり方には敬服するものがあります。

最近技術の進歩だけが進み人間が進歩していないように思えるのは私だけでしょうか。

正しいやり方で力づくでも自分の理想を貫く。
私は『白い巨塔』から自分らしさを取り戻すことができました。