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ビューティフルマインド/映画感想!ラッセル・クロウが出演、好きな俳優さんですから…ネタバレ注意。


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ビューティフルマインド、泣ける映画です。

自分は他に観たい映画があったのに、夫に勧められてなんとなく観た映画です。
ラッセル・クロウが出演しているということで、好きな俳優さんですから楽しく観ていました。

彼はどちらかというと、演技派というよりはアクションもこなす渋めのヒーロータイプという俳優さんだと思っていました。ところがどうして、数学の天才ながら少し心に問題を抱える数学者を見事に表現されていて、どんどん惹きこまれてしまいました。

学生時代からの親友、と思っていた「人物」が実は自分にしか見えていない幻影だったり、諜報機関に依頼されて暗号解読をしていると思っていたのにすべて自分の幻覚・空想だったという設定には驚かされます。

ひたむきに彼を愛し、精神に病を抱えているとわかっても彼の回復を信じて支え続けた妻とのかかわりも感動物です。自分であればここまでしっかりと夫のことを支えることができるだろうかと考えさせられます。お互いを愛するがゆえ、思いあうがゆえにおこる哀しみも一緒に乗り越えていく夫婦の形は理想といえると思います。

最後の結末、完全に回復しないまでも自分の見ている幻影を受け入れて穏やかに生活している主人公とその妻の姿によかった、と心から思いながら泣ける作品でした。