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白夜行(全11話)感想・毎話毎話…亮司の回想語りがそこはかとなくクドイ!(ネタバレ注意)。


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白夜行(全11話)山田孝之・綾瀬はるか

放映当時、何となく気になっていたまま見ていなかったので連休を利用して全話一気に見ました。
一気に見るだけあって続きは気になるような作品ではあるけれど、毎話毎話…亮司の回想語りがそこはかとなくクドイ!という感じ。

「あの時の俺は~、あの時の君は~」と語り出すと思わず「もういいから!」と心の中でつっこみを入れてしまうような、そんな感じ。でも嫌いじゃないから全話見てしまったんだろうと思う。

好きなところは何と言っても武田鉄也演じる刑事・笹垣の不気味さに尽きる。
あんな気持ちの悪い笑顔がよく出来るもんだ!と関心します。

後はやっぱり雪穂が一応親友である女の子をめちゃくちゃにしたいと思ったけど亮司に呆れられた時の慟哭っぷりかな。
不条理が積み重なると理屈じゃないことじゃないと自分の中で筋が通らないっていうのは誰にもあると思うけど、所謂「良い人」は中々理解してくれないと思うので雪穂のあのシーンは日々のうっぷんを溜めてる自分の代弁なような気もしたり。

とりあえずハッピーエンドや雪穂だけ幸せなる結末じゃないので良かった。