「人生はマラソンだ!」De Marathon
とある自動車工場。工場に借金があることが分かり、その借金をどうするか。その時に従業員の一人が読んでいたマラソン雑誌。スポンサーを見つけてマラソンに挑戦することにしたものの、スポンサーがなかなか見つからず。従業員の叔父に頼み込んで「フルマラソンを4人で完走できたら借金を肩代わり、できなかったら工場を譲る」ということを条件にスポンサーを受けてもらうことに。
今まで全く運動したことのないメタボなオジサンたちが一からトレーニングしてロッテルダム・マラソンに挑戦する話なのだが、これがまたなかなか泣いたり笑ったり。
最初1キロも走れなかったオジサンたち、すぐサボるオジサンたちが、次第にランニングの魅力にハマっていき、自ら走り出す姿はとてもかっこよく。「オランダ版『フル・モンティ』」と称されているけれどもまさにその通り。カッコ悪いオジサンたちが悪あがきをする姿、そして立派なオジサンになっていく姿、人生はマラソンと同じなのだと思わせられる。