」で便利でお安く。「電車男」過去にも先にも自分にとって最高傑作
今でも覚えているドラマの電車男。覚えているというより、今でも当時の録画DVDを持っています。今やハイビジョンが当たり前なので、今のテレビで再生すると画質が悪いのですが、それでも大切に持っています。電車男が本当に存在するのかどうか、当時は掲示板の中でも議論になっていましたが、自分にとってはそんなことはどうでもよく、純粋にドラマを楽しむことができました。自分が特に好きなのは電車男の妄想癖で、自分もよく妄想するので電車男の姿に自分を重ねながら「アルアル」とうなづいてました。
ストーリーはベタなもので、ひょんなことで美女エルメス(伊東美咲)と出会ったダサい男、通称電車男(伊藤淳史)が彼女の心を射止めるために悪戦苦闘するというものです。最後は普通のハッピーエンドで終わるのですが、実はエルメスと電車男よりも、彼らの出会いを阻む桜井和哉役の豊原功補の演技がとにかく最高で、最後の最後の最後まで楽しませてくれます。最終回のはずなのに腹を抱えて笑うほどで、気が付けば結局何をやっても上手くいかない豊原功補を応援していました。おかげで最後、電車男とエルメスの二人が告白するシーンは変に冷めた目で観ていました。ハッピーエンドのシーンはごく普通で、そこに至るまでが最終回の見せ場だと思います。
今でも元気がなくなったとき、電車男を見返しては元気をもらっています。原作や映画とはまた違ったスタンスなので、観てない人には是非観てもらいたい作品です。
