ネタバレ注意・映画感想レビュー「天空の蜂」評価・大手重工で新開発されたヘリがお披露目の初飛行を前に何者かに遠隔操作で乗っ取られてしまう…。 #MOVIE

久しぶりに面白いと思えた邦画天空の蜂

天空の蜂を映画館で鑑賞しました。原作をだいぶ前に読んでいたのでストーリーの大筋は知っていましたがそれでも十分楽しめました。大手重工で新開発されたヘリがお披露目の初飛行を前に何者かに遠隔操作で乗っ取られてしまう。乗っ取られたヘリは大量の爆薬と不幸にもいたずらで機内に侵入していたヘリ開発者の子供を乗せて原子力発電所を狙ったテロに利用されてしまいます。

乗っ取られたヘリから子供を救出するシーンや燃料が次第に失われヘリが原発へ落下するまでの時間が刻一刻と少なくなっていく様など緊迫シーンの連続でラストまであっという間に時間が過ぎてしまいました。
またキャスティングも非常に好印象で主演の江口洋介さんはもちろんですが私は本木雅弘さん、綾野剛さんの演技が特に秀逸だと思いました。また堤監督ではもはやお馴染みともいえる仲間由紀恵さんも決して目立つ役所ではありませんでしたが役にマッチした好演で印象に残りました。
東野圭吾原作の作品では容疑者Xの献身や最近では麒麟の翼、真夏の方程式といった映画も見ましたが今回の天空の蜂が抜群にお勧めだと思います。