音楽を作る仕事を始めた私は、現在の制作環境に限界を感じていました。
趣味である同人ゲーム制作で作る音楽であれば、現在使っている一昔前の音源でも充分な表現が可能ですが、単曲販売用の音楽となるとそうはいきません。
そこで、思い切って高級なオーケストラ音源を買ってしまおう! と、考えました。
「オーケストラ音源」と言っても、数え切れないほどの製品が存在しています。
それぞれが特徴を持っていますので、自分の癖に合った製品選びをしなければなりません。
そしてその中で私が選んだ製品は、タイトルにも書いた通り、VIENNA(ビエナ)社の「VIENNA SPECIAL EDITION VOL.1(以下、VSE1)」です。
これを選んだ理由としては"最低限必要な楽器は揃っている"という所でしょう。
自分に必要なものを全て揃えるとなると、途方もない金額が掛かってしまいますので、まずは安価に済ませて、徐々に買い揃えていこうと思います。(それでもVSE1だけで40,000円くらい掛かりますが。)
また、この音源はエフェクトの掛かっていない「ドライ」な音が鳴ります。
大抵のオーケストラ音源は、ホールやスタジオの響きを再現した状態で収録されますので、そういう製品はわざわざエフェクトを掛けて再現せずとも適当に打ち込むだけで"それっぽく"演奏されます。
ですが、他の音源と併用し難いという問題点があります。
VIENNAの製品はそれとは逆に、楽器の音がそのまま収録されているので、ホールやスタジオの響きや質感を再現するのに一手間掛ける必要があります。
その代わり自由な音作りが可能なので、ギターやシンセと調和を取ったり、それこそ楽器の音を全くの別物に作り変えてしまう事もできるわけです。
そこに魅力を感じました!
実際に使ってみての感想ですが、とても満足しています。
完璧に使いこなすには慣れが必要ですが、とにかく根気よく打ち込めば生演奏に匹敵するようなクオリティの音楽が作れるのではないでしょうか。
とてもいい買い物をしました。
今後もこのシリーズを買い揃えていきたいと思います。
ありがとう寄稿。
上の子のランドセル選びは、かなり悩みました。年長になると、友だち同士でも話題になるようで、年々過熱するランドセル商戦に乗り遅れまいと4月からリサーチしました。
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