6/10放送『ブラック・プレジデント』
今クールのドラマは、謎多き重めのものが多い中で割とあっさり、でも実は案外面白いかもと、何気に楽しみにしているドラマの1つですが、前回放送分はコメントしたくなるものがありましたね。
沢村一樹扮する、ブラック企業?社長が社会人枠で大学に入学し、経営学を学ぶ学生達や准教授(黒木メイサ)との絡みが続くのがこのドラマですが、9回まではほぼマジ恋愛だけはイマイチ進展しない内容だったんですよね。
主役である沢村一樹のお相手役と言えば、大学準教授である黒木メイサか、社長秘書である国仲涼子だろうと、踏んでおりましたが、彼女らが沢村の人柄を認めながらも、常に口ぐちに罵倒する場面がその後に続くのが定番化。これ以上進展しないわけねと安心してました。
が、ここにきて、前回放送分では黒木メイサのお見合い騒動に始まり、よくわからない理由でそれを阻止しようとする沢村。そしてクライマックスでいきなり、『この人の事が好きなんです!』と抱き合うシーン。
これは思わず、えええ!と声をだしてしまいましたね。
後から、あれはお見合いを断る為の演技です。なんてお決まりのセリフがありましたけど、風向きが急に変わったんで少し違和感。
どっちでもいいですけど、ブラック企業をテーマに何気に今のゆとり世代に喝を入れる雰囲気が昭和生まれの私には面白かったんで、あまり無理やり恋愛モードいれなくていいですって感じです。
次回最終回。この手のドラマは強弱なく、普通に終了していただきたいので、変な気を使わず最後まで色を崩さずやってってほしいですね。