ドラマ24アオイホノオ第三話「アニメーターへの決定打」
このドラマは、ストーリーを楽しむドラマではありません。主人公の顔芸を楽しむ為のドラマです。…というのは半分冗談ですが(半分は本気)、本当に柳楽くんの暑苦しい演技は素晴らしいと思います。
今回は、とんことヒロミに翻弄されながらCM用のアニメを作ろうとするお話です。
しかしこの主人公、理屈ばっかり並べて全く作り始めようとしません。これ絶対締め切りに間に合わなくなるパターンだよなぁと思いながら観ていましたが、全くその通りでした。
挙句の果てには「納得いかないから提出を辞退する!」というとんでもない屁理屈で、結局アニメを作る事を断念してしまいます。
前回はヒロミのキャラがハッキリしなくて微妙でしたが、今回はビギナーズラック的な、主人公のエセマニアぶりと対比させた立ち位置として登場させていたのが良かったと思います。
そして、とんこの天然小悪魔ぶりに磨きがかかってきていて大変良い感じでした。あの抑揚の無い関西弁は本当に癖になります。
個人的に今回のポイントは、ジャンパーからカラータイマーを覗かせている監督クンと、突然主人公の部屋に押しかけて持論をぶちかまし「何しに来たんだよ!」と叫ばせた矢野先輩。常にBGMがガンダムなところが素敵すぎです。
次回は東京の出版社に漫画を持ち込む話のようなので、矢野先輩が上手く絡んできてくれると嬉しいです。