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いしだ壱成さん主演、将来に全く希望の持てない高校生の少年と優しくて可愛い障害をもつ少年…未成年/最終回感想ネタバレ注意!あらすじ。 #テレビドラマ


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未成年 いろんな意味で考えさせられるドラマ

もう何年も前のドラマです。野島伸司さん脚本でした。当時からいじめや教育や社会にストレートにぶつけてきた野島伸司さんのドラマは毎回ドキドキしながら見ていました。
その中でも、衝撃を受けたドラマ「未成年」は、いしだ壱成さん主演の未成年ならではの様々な問題を描くストーリーです。毎日、なんとなく生きてこれからの将来に全く希望の持てない高校生の少年と優しくて可愛い障害をもつ少年。それを応援する教師、仲間。

それを批判する社会。当時私は、15歳くらいでした。まだまだ将来なんて漠然としていて、ドラマに登場する主人公の気持ちがよくわかりました。ドラマの最大のシーンはたてこもりです。障害をもつ少年が強盗事件をおこし人を傷つけてしまうことから、物語は大きく動きます。障害をもつ少年が警察に捕まればきっとひどい扱いを受けると考え、主人公とその仲間達は逃亡を決意します。
見ている側からすると本当に毎回どうなるの?と思いながら早く来週のこの時間がこないかなと待ち遠しかったです。
最終回で、建物の中から警察や学校生徒や報道陣に向けて主人公がマイクを使い語りかけるシーンは今まで見てきたドラマの中でも最高にいいシーンでした。
今まで主人公や障害をもつ少年や社会に弾き飛ばされた仲間達を馬鹿にしていた学校生徒達は主人公の言葉に賛同し賞賛します。最後には機動隊に侵入され捕まってしまうのですが、その捕まるシーンでカーペンターズの青春の輝きという曲が流れるのですが、それがとても切なく主人公の心情を描いているようでした。当時私も主人公の言葉に感銘をうけました。未成年なら必ずある大人への反抗心を本当によく描いているドラマでした。そして、社会の厳しさやどうにもならない事柄、でも伝えると賛同してくれる人たちがいることを教えてくれたドラマでした。あれから20年ほどたち色々なドラマを見てきましたが、あれほど衝撃的で心にくるドラマはありません。