ラストフレンズーDVを巡る若者たちの人間模様
懐かしのドラマと言っても2008年なのでまあ、最近ではある。しかし、私の記憶に今も新しく残るこのドラマは、6年経った今も多くの人に支持されていると思っている。
このドラマの見所の一つが、出演している錦戸亮による恋人、長澤まさみへのリアルなDVシーンである。当初、多くの反響が寄せられ錦戸くんのファンを辞めた人もたくさんいる。
まあ、私もそれまで錦戸君のことを1人のファンとして応援していた訳だし、受け入れはしたけれども正直アイドルがこんな役を演じてしまうのかと驚いた。
しかし、逆境の中で見事にDV男の役を演じきった錦戸くんには拍手喝采であった。狂気じみたその演技はファン以外の多くの人々から高い評価を得ている。
正直、こんな美男美女の若者達が集まってシェアハウスをして、そんな出来事がこの世で起こっているのかと言いたいところではあるが、何せ皆かっこよくて綺麗だ。それだけでも楽しいのだが、さらに若者ならではのいざこざがある。続きが気になって仕方ないのである。
しかし、最終回直前で錦戸くんは自殺してしまうのだ。そこが惜しい。そこで私の中では物語が完結してしまった。それだけが心残りである。
宇多田ヒカルの歌う主題歌とも非常にマッチした内容となっている。ぜひ、一度ご覧いただきたい。