『超秘湯に入ろう!』(坂本衛):これが本当の秘湯だ!
テレビの旅番組や旅行雑誌で取り上げられることの多い「秘湯」ですが、そのほとんどが観光地用に整備されたもので、「どこが秘湯なんだ」と思うことも少なくありません。しかし、本書の秘湯は紛れもなく本当の秘湯ばかりです。屋根やお風呂がないのは当たり前。お湯が沸いていて人が入れれば温泉だという大胆な発想で、全国各地の秘湯を紹介しているのです。
その秘湯たるや、村の人が使う洗濯場から出る温泉だったり、人の家の浴室であったり、はたまた山肌に温泉が湧いているだけの場所だったりと、何とも奇怪な秘湯ばかりです。しかも、筆者はその秘湯に必ず入るというのだから痛快です。下手をすれば猥褻容疑で逮捕される可能性もあるのですから。本書を読んでいくと、あまりの痛快さに思わず笑いがこみあげてくるほどです。と同時に、私たちが秘湯とありがたがっている温泉がいかに整備されたものであるかを実感します。ですが、本書に書かれている温泉は現状不明であったり、廃業したところも多く、実際に入るのはなかなか難しいものがあります。筆者の努力と勇気をたたえつつ、笑いながら読むのが秘湯の味わい方なのかもしれません。
ありがとう寄稿。
闘いには勝利する事が出来た慶次でもあるのですがどこか寂しさを感じさせる内容にもなってくるものです。
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