三島由紀夫の『金閣寺』は結構怖かったです
三島由紀夫の『金閣寺』を読みました。有名作品なので手を出してみたんですが、評価されるだけあってすごかったです。
まず文章がすごくきれいなんですよね。何より比喩の使い方が面白いです。この描写をこう例えるのか!と読んでいて感心していました。さすが文豪とされる人は文章の力がすごいです。
文章だけではなく内容もすごかったです。吃音の学僧が金閣寺を焼く話なんですが、この主人公がとてもひねくれています。根暗で嫌な奴で、読んでいて嫌になることもあるのですが、いつの間にか不思議と彼に共感している自分がいるんですよね。これは文章のうまさももちろんのことなんですが、変わり者の生き方を共感できる言葉で書いてのける能力がすごいんだと思います。
まさに文学と言う感じで、こんなクズ野郎に共感する自分が怖くもありました。面白いタイプの本ではないんですが、良い読書経験だったと思います。やっぱり評価されている作品は、理由があるんですね。
ありがとう寄稿。
今回は「嫌いなものが多い女」の芸能人の方が自分は、こんな事が嫌いだと番組で赤裸々に告白していました。女優の水野美紀さんは、以外に強い女性で少林寺拳法を習っていた様で格好良かったです。
くらべてみました2016年9月27日放送/テレビ感想&あらすじネタバレ注意・嫌いなものが多い女:女優の水野美紀さんは、強い女性で少林寺拳法を習っていた様で格好良かったです。 #TV | 大人がおすすめる漫画日記。