「ビジュアルワイド 図解 日本の合戦」 加唐亜紀 著。凄い情報量で、圧倒的。
タイトルから分かる通り、この本は図や画像を多用しています。
70もの日本の合戦を網羅していて、時代は飛鳥時代から明治維新までが範囲です。
実際の写真の上にCGやイラストを書き込んでいるスタイルで、かなりわかりやすいし、詳細です。
合戦マニアの方でもこの本には唸るのではないでしょうか。
著者さんは、長年歴史関係のライターをされている方のようです。
内容的に、私はてっきり大学関係の方かと思っていました。
これだけ詳細な情報量を扱えるなんて、凄いライターさんです。
陣形や地図での部隊の動きなど、ビジュアル的に詳細ですし、綺麗です。
凄い中身の濃さです。
特に関ヶ原のページには圧倒されました。
旗が乱立したイラストとか見ると、臨場感があるというか、かなりの迫力を感じます。
人取橋の戦いのイラストも、臨場感があってワクワクします。
成瀬京司さんという方がCGを担当されているようですが、この方も歴史関係の仕事をされているようです。
マニアのみならず、歴史好きの小学生にもおすすめしたい本です。