大貧乏 第1話 2017年1月8日
シングルマザー&2人の子持ちの小雪が主役。タイトル通りアクシデントが続いて、ほぼ無一文になるところから物語がスタート。
テンポがいいというか、早過ぎるぐらいです。アパートの部屋から水漏れから勤めていた会社の破産までで約10分。とんとん拍子過ぎて小雪と2人の子供に感情移入する暇もありません。
残念なのは小雪にコメディセンスが無いことです。演技に問題もありますが演出にも疑問が残ります。シングルマザーの所帯じみた感じが全くないので「大貧乏」というタイトルの割には悲壮感はありません。なので、彼女と子供たちが絡むアパート内でのやりとりが「おままごと」みたいで興覚めでした。
コメディに徹していれば良かったのですが、話自体は因隠滅滅としてます。日曜の夜9時に見るドラマとしては微妙かも知れません。
彼女のことを学生時代から「ミューズ」としてアイドル視していた弁護士の柿原新一役、伊藤淳史は上手でした。
最終的に小雪と彼がくっつくのでしょうが、その成り行きには少し興味がわきました。