北朝鮮の脅威から日本はどう守るのだろうか?
連日、報道されている“北朝鮮”のミサイル開発と発射実験、これらの問題は日本にとって他人事では済まされない問題で、度重なるミサイル発射実験は日本及びその周辺諸国の緊張緩和を脅かしています。
3月6日に日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射したが“北朝鮮”は「在日米軍を目標にした攻撃訓練」であると発表しており、“北朝鮮”は、初期の段階で宇宙開発の為の衛星打ち上げと発表していたが、今では軍事ミサイル開発と明言している様なものです。
日本政府は、「この4発のスカッドER(射程1000キロ)とみられるミサイルは技術的に向上しており新たな段階の脅威になったことを明確に示している」と述べています。
日米両首脳は、電話会談で「“北朝鮮”の脅威が新たな段階に入った」と認識が一致したと報道された。
韓国は“北朝鮮”の核の脅威から自国を守る為に中国の大反発をかいながらも米国の最新鋭地上配備迎撃システム高高度防衛ミサイル・サードを国内の在韓米軍基地に配備することを決定している。
サード(THAAD)は、発射されたミサイルを終末段階の高高度で迎撃するミサイルシステムで核や化学兵器などを搭載したミサイルを、その脅威が及ばない高高度で破壊する能力を有するミサイルです。
現在、日本の自衛隊のミサイル防衛能力はイージス護衛艦、パック3(PC3)ミサイルなど在日米軍の装備で数十発程度であれば迎撃可能といわれていますが、“北朝鮮”のミサイル性能が向上しているのであれば、日本にもサードなどの最新鋭迎撃システムを配備する必要があるのではないでしょうか?