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高額な抗がん剤が廃棄されている「オプジーボは1瓶が100㎎単位のため」【気になるニュース2017年】


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高額な抗がん剤が廃棄されている

肺がん治療にかなり効果があると言われているオプジーボは100㎎で365,000円もする高額な抗がん剤ですが、そのオプジーボは1瓶が100㎎単位のため、1人に投与する量が例えば80㎎だった場合、残りの20㎎は廃棄せざるを得ないそうです。

菌などが混入して及ぼす悪影響を防ぐために、使い回しはしないという理屈はある程度は納得できますが、同じ病院で同じ時間に同じ薬を使って治療をする場合には、残薬が出ないように計算して、複数の患者さんに使用することができないのだろうかと思います。もしくは、今後もおそらく増えていくであろうがん患者のために、100㎎単位の瓶ではなく、10㎎単位で使えるような容器を開発するほうが現実的ではないかと思います。オプジーボだけでなく、他の薬剤も含めると年間1000億円以上も廃棄しているというのは、実にもったいない話です。