電車の中に老人たちが「次の駅から敬老者が乗車します」と置手紙をしたという、宮城県内に置いて起きた出来事について批判が高まっています。
お花見に行く予定の老人たちが、次に停車する駅から乗ってくるメンバーたちに気を使って「場所取り」をしたものだそうですが、いくら高齢者でもやりすぎだと、世間の非難が相次いでいます。
この時お花見に行く予定だったメンバーの中には80歳を超えている方もいたそうで、体調に気を使ってのことかもしれませんが、同情できません。
この老人たちが置手紙をしたせいで、電車のほかの乗客たちは気を使ってその席に座ることができなかったそうです。
体調の悪い人がいたかもしれないし、そうでなくとも疲れて座りたいと思っている人もいたはずです。
自分たちが老人だというだけで、優先席でもない席の場所取りをするなんて言語道断だと思います。
そもそも、お花見に行くくらい元気な方なら、わざわざ席に座ることもないじゃないか・・・と思ってしまうのは、冷たいでしょうか。
お年寄りへの配慮はもちろん必要ですし、場合によっては席を譲ることもやぶさかではありませんが、こうあからさまに「譲って当然でしょう」という態度をされると、世間の態度も硬化してしまうということを、置手紙をした老人たちは考えるべきだと思います。