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株式の回転売買を証券取引等監視委員会が警戒しているのは何故でしょうか?。 #気になるニュース2018年


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今日のYAHOOニュースの経済版で証券取引等監視委員会が証券会社の顧客の株式回転売買に注視しているとの報道がありました。回転売買とは証券会社が取引手数料を稼ぐ為に顧客から預かった資産を外国株や新興株式の短期売買をくり返し手数料を稼いで顧客に損失を生じさせている例があるそうです。
そもそも株式の信託投資等は証券会社等に手数料を払って運用を任せるのですから、証券会社が手数料を稼ぐこと自体は違法ではないです。しかし、それが短期の売買を繰り返した結果、顧客の元本を棄損させる結果となると、いくら株式投資は顧客の自己責任とは言え、倫理的には疑問があるとのことで、証券取引等監視委員会が去年秋に準大手証券会社に業務改善命令をだし、今後も各証券会社への立ち入り検査を強化するとのことです。
おりしも、日本の企業の株主への配当や優待で還元が、ここ5年で2倍に膨れ上がり2018年度は15兆円になり、NISAなどの株式優遇税制の拡充もありますが、日本銀行のデータで2018年1~3月期の日本の家計金融資産1830兆円の内、株式投資比率は10.9%で2012年の同期が6.5%だった頃よりは増えているものの、アメリカの36%にまだ、はるかに及ばないのが現状です。アベノミクスで日経平均が20000円を超え、ようやく日本の家計の資産構成における株式の比率が高まった来ただけに、冷や水を被せるようなことがないように、個人投資家保護を証券業界は心掛けて欲しいと思います。