日本では平和的に新元号を迎えたが、地球の裏側では騒乱が始まってしまった。この間、アフリカのスーダンでもクーデターが起きた。軍が政権を掌握してしまって、結局市民にはあまり変化が無いという結果である。
貧富の格差で騒乱が起き、まるで嘗てのロシア王朝のようである。イギリスを訪問した岩倉具視使節団は、イギリスの煌びやかな部分とその陰の浮浪者の数に資本主義の光と影を見た。現在もそれと同様の事が起きてはいまいか?資本主義が、社会主義を打倒したものの人民が平和にならずいよいよ食べさせて行けなくなった結果、国内で騒擾が起きる。これは他人事ではなく日本も配慮を失念すればいくらでも起きうる事である。国家の手綱を握っている人には実に肝に銘じてほしいです。