杏寿郎のシーンで「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け 君が足を止めて蹲っても 時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない」という言葉があります。
生きていると大きな困難や挫折に当たる事があるけれど、自分の信念、心を強く持つことの大切さが伝わり、杏寿郎の言葉はグッと胸に刺さりました。
また、杏寿郎は家族に対しても真摯で優しく、有言実行の行動力や精神面の安定と強さも魅力だと思います。
無限列車での「俺は俺の責務を全うする ここにいるものは誰も死なせない」とその熱い思いを有言実行し、最後には炭治郎たちに、もっともっと成長し鬼殺隊を支える柱となることを信じる、胸を張って生きろと応援する懐の深さに熱くなりました。
無限列車での杏寿郎の死は、炭治郎が鬼殺隊員として大きく成長するきっかけになります。
死後も炭治郎をはじめ、柱の仲間や周りの人に影響を与え続けた杏寿郎は、立派な剣士でありとても魅力的なキャラクターだと思います。