読書感想
この作品は副題が示す通り、『考えるための教科書』だ。実際、全国の小・中学校で道徳の副読本として採用され、一部の高校では、本書の内容を抜粋したテキストを入試問題として出題するなど幅広く利用されている。
池上彰のお金の学校 池上彰 面白いです。 この本はよくテレビに出られている池上彰さんの本なので面白そうだなと思い買ってみました。 ただ、読んでみて思ったのはお金の事を教えてくれるというよりか、お金についての知らなかったマメ知識的なことが書いて…
「世界を揺るがすトランプイズム」(池上彰著)わかりやすい テレビの解説で引っ張りだこの池上彰が、主にアメリカのトランプ新大統領について説明した本です。
男子の本懐(城山三郎著)は心が折れそうな人に勇気を与えてくれます 元々城山三郎という作家が好きで、今まで何冊か読んだことがあります。この作家の作品の特徴は取材がしっかりしているせいか、主人公の心の動きをしっかり描写している事ですね。さて、「…
全部レンチン!やせるおかず作りおき 柳澤英子 私は以前にテレビ番組などで放送されていた柳澤英子さんのやせるおかずに興味を持っていました。なので、やせるおかずの本も良いなと思いましたが、簡単に作れる電子レンジで作れるこの本を買って読みました。
ハムレット/シェイクスピア シェイクスピア悲劇の最高傑作 元々大好きな作品でしたが、何度も読返していたためにボロボロになってきてしまっていたので新しく買い替えました。 本…というよりは台本、の感覚なので、「聞いたことはあるけど…」という方はとて…
『世界は分けてもわからない』(福岡伸一):生物学者の刺激的なエッセイ 本書は『生物と無生物のあいだ』で人気を博した福岡伸一のエッセイです。著者自身の体験と生物学の知識を豊富に織り込んだエッセイは知的な面白さに溢れています。特に生物学の現象を具…
『日本の涙の名歌100選』(林和清)はじんわり染み渡る名歌満載 時代は変わっても、かなしむ人をうつくしいと思う日本人の感性は変わらない。そう語る筆者が涙に関する日本の和歌を100句集めたアンソロジー集が『日本の涙の名歌100選」です。
運をつかむ技術 澤田秀雄 感想:失敗を恐れず前進って勇気がいるけど、成功のキーポイントです。 18年間も赤字の長崎ハウステンボスをたった1年で黒字営業へ転換した澤田社長の「失敗を恐れてもチャレンジしなくなるほうがよっぽど嫌い」という考え方に心を…
「邪宗門の惨劇」 吉村達也・著 推理小説作家・朝比奈耕作が、巻き込まれるミステリーです。出演者はわずか3人の、「舞台劇」のような設定です。
羊と鋼の森宮下奈都読んでよかった 読みたい本というといろいろ決まっていると思います。どんな本を読みたいとおもうか自分によって決められるものがありますが、本のタイトルというとそうしたことを考えるひとつの方法だと思います。本にはいろいろな観点が…
『現代語訳・西鶴 好色五人女』(暉峻康隆):命懸けで恋をした女性たち 恋愛小説や恋愛ドラマなど、恋愛は現代の創作テーマの1つです。そして現代の恋愛はハッピーエンドかバッドエンドかの違いはありますが、恋愛をしたからと言って命が奪われるわけではあり…
「極大射程」スティーブン・ハンター 伏線の引き方が見事 ベトナム戦争で相棒を失い、故郷に帰って孤独な生活をしていた元海兵隊スナイパーの元に、謎の兵器開発会社が仕事の話を持ちかけてきます。 内容は、様々な環境下で狙撃のシミュレーションを行い、そ…
『やさしいきもの用語小辞典』(家庭画報)は着物好き必携 日本文化への興味が高まるにつれて、日本の着物に対する関心も高まっています。実際、着付け教室に通ったり、夏に浴衣を着る人も増えてきました。しかし、着物を本当に理解するためには着物に関する知…
『幡随院長兵衛』(平井晩村):町奴の生き様を見よ! 今ではあまり聞かなくなりましたが、江戸時代から大正時代まで人気を博した人物が幡随院長兵衛です。「弱きを助け強きをくじく」という生き様は庶民の英雄であり、自分の出自や家柄を根拠に威張り倒す旗本…
『八十歳からが面白い』(渡邉和美):人生を振り返りつつ生き方を模索する 高齢者が自らの人生を振り返って自費出版で書籍を出版することが増えてきました。しかし、このような自費出版の書籍はどうしても「自分を立派に見せよう」「自分の人生を良く見せた…
『化学のレポートと論文の書き方』(泉美治ほか):化学系の学生は必読! 大学生活を送る上で絶対に欠かすことができないのがレポート。レポートの書き方に関する解説書はたくさん出回っていますが、実はレポートの書き方は文学系・社会学系・理化学系・医歯…
「スーパー新幹線」が日本を救う 藤井聡著 最近何かと話題になっている新幹線のことなので良かったです。 新幹線は東京から大阪などへの大都市間を結ぶ為に造られたものという印象の方もいらっしゃると思いますが、実際には、鹿児島・金沢・新庄・秋田・北海…
スタンフォードの自分を変える教室 ケリーマクゴニガル 前から気になっていて今回購入をして読んで見ました。自分を変えるといタイトルがついた本は数多くあり、どれも似たような内容が多かったのですが、この本の著者は視点が独特で人間がそもそも備えてい…
夏月の海に囁く呪文 雨宮諒 よかったです。 この本は、短編小説が4話で構成されています。 第1話「僕は能面」は、家が民宿を営んでる少年が島に来た女性に恋をする話、第2話「ネバーランド」で、大人になりたくない大学生の同窓会での話、第3話「ちっぽけな…
1秒で「気がきく人」がうまくいく 松澤萬紀 「気がきく人」ってどんな人だろう、そう思ってこの本を手に取りました。 現在マナー講師をされている松澤さん。12年客室乗務員をされていた過去があるそうです。そこで出会った、同僚やお客様から学んだこと、感…
その可能性はすでに考えた(講談社ノベルス) 井上真偽 この作品の面白いところといえば、まさに主人公のありえないほどの想像力と推理力に限ります。推理の論点は、あるカルト集団の集団自殺事件の真相です。事件を紐解いていくと、奇蹟が起きたとしか理由付…
「ビジュアルワイド 図解 日本の合戦」 加唐亜紀 著。凄い情報量で、圧倒的。 タイトルから分かる通り、この本は図や画像を多用しています。 70もの日本の合戦を網羅していて、時代は飛鳥時代から明治維新までが範囲です。
世界のエリートがやっている最高の休息法 久賀谷亮著 かのスティーブジョブズも禅に傾倒していたことは、彼の死後、彼を知る事によって私は知りました。スティーブジョブズが現役のころ、パフォーマンスの上手い人、ユーモアのある人、アイデアが豊富な人と…
『増補 学校と工場』(猪木武徳):教育と産業の思い込みを打ち壊す 一般的に教育と産業の関係は、高度な教育を受ければ労働の質が高まり、生産力を増大させて経済的な成長に繋がると理解されています。しかし、これは教育と産業の関わりに対する正しい理解なの…
『三河に岩瀬文庫あり』(塩村耕):西尾市民の志が詰まった岩瀬文庫 愛知県西尾市にある三河文庫をご存知でしょうか?三河文庫は岩瀬弥助が独自に集めた80,000冊以上の本を収める一大文庫です。しかし、その存在と価値の高さは今までほとんど知られていません…
川村元気『世界から猫が消えたなら』人生について考えさせられる一冊。 川村元気さんといえば、『電車男』『モテキ』など数多くの大ヒットドラマや映画を手がける売れっ子演出・脚本家さんですが、本作はそんな彼の初めての小説作品だそうです。さすがの面白…
聖の青春 大崎善生 映画の原作。こんな人がいたんだという驚きと感動。 松山ケンイチ主演の「聖の青春」を見て、感動しました。将棋の世界を描いたものですが、内容がいまいちわからない点もあったので、原作を読みました。感動しました。泣きました。主人公…
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 著 堀江貴文 この本は、実業家であり、ライブドア元代表取締役CEOである堀江貴文さんが書いた本で、ビジネスのアイディアがつまりにつまった本である。
『時間かせぎの資本主義』(ヴォルフガング・シュトレーク):ピケティに並ぶ資本主義論 経済が成長していくことを前提とした資本主義にほころびが見え始めていることは誰しも実感していることでしょう。しかし、『時間かせぎの資本主義』では1970年代に経済…