NHKの朝ドラ“純と愛”は残念な最後でした
“純と愛”はNHKの朝ドラで,脚本は前年に“家政婦のミタ”が大ヒットした遊川和彦さんです。
期待は高まりました。
前半の“オオサキプラザホテ”編は,おもしろ要素も盛り込まれており,楽しく見ておりました。
特に舘ひろしさん演じるオオサキプラザホテルの2代目社長の,いい加減で楽天的キャラが大好きでした。
他にも吉田羊さん演じる純の先輩接客係,速水もこみちさん演じるお兄さんのキャラクターが良かったです。
ところが,終盤になるに従って,なにやら不穏な雰囲気になってきます。
ついにはヒロインの相手役,風間俊介さん演じる待田愛くんが混種状態に陥りました。
結局,最後まで愛くんは目覚めることはありませんでした。
朝ドラは,希望を持った前向きなラストになると信じておりました。
昏睡状態でのラストは,とらえ方によっては希望のあるラストと言えないこともないです。
もしかしたら,昏睡状態から覚めてハッピーになるかもしれないのですから。
しかし,ありきたりで良いので,ハッピーな展開で終わって欲しかったです。
朝ドラでそんなラストでは1日を頑張ろう!という気になれません。
残念な作品でした。