パトリオット~子どもが口を聞いたシーンは何度見てもぐっときます
アメリカ独立戦争の中で生きる家族を描いた作品です。戦争モノなので戦うシーンなど、ショッキングなシーンも含まれるます。そのため苦手な人もいるかもしれません。
しかし、ただ戦争だけを描いた惨い映画ではないのです。アメリカ独立戦争に巻き込まれながらも家族を思い戦う父が描かれています。
私が特に心打たれるのが、母をなくしたショックで言葉を発することができなくなった末娘の存在です。
父は彼女が話せないのは発育のせいだと思い、彼女が本当は話すことができるという事を知らないのです。
父は安全な場所に家族を移し、愛国心を胸にそしてアメリカの独立を目指して戦場に向かいます。
戦いの合間に家族を尋ねてきた父、末娘とも向き合いますが言葉を交わすことはなく、出発の時間になります。
父は歩み始め家族との距離が開いていきますが、その時に初めて末娘が、お父さん行かないで!と、涙ながらに追いかけるのです。
始めで聞いた末娘の言葉に驚きつつ、喜びと、寂しい思いをさせているという父の中での葛藤とが一気に見れるシーンだと思います。
見ている私もその複雑な心境に心が苦しくなり涙を流さずにはいられませんでした。
この、感動的なシーンを見たがために何度も見返してしまう映画のひとつになっています。
日本人であり、戦争を知らない世代なので戦争のことや、独立のことに深く思いをはせることは私には難しいのですが、この家族への愛だけは共感できると思っています。
ありがとう寄稿。
少し前に話題になったおやすみロジャーですが、ずっと気になっていたのですが今更ながら我が家も購入してみました。
感想・書評「おやすみロジャー~魔法のぐっすり絵本:カール=ヨハン・エリーン著」ネタバレ注意・絵本の中に自分の子供の名前を入れて読むようになっていて、子供自身も自然と物語の中に入っていける(レビュー)。 #読書 - ナカノ実験室