大改造!劇的ビフォーアフター 2時間スペシャル 7月13日放送
このところ、放送されない週も多いので、毎回、かかさず録画して見ています。
今週は山梨県甲府市の山本吉人さんの依頼でした。今年80歳になられる山本さんは、103歳のお母さんと一緒に、娘夫婦、孫世代と同居することを希望しています。依頼人の山本さんの趣味はジャズCD集め。私もこんなおじいちゃん欲しかったな…。103歳のおばあちゃんは、黒髪のお帽子というか、ウィッグがチャーミング。築53年の和風のお家は、段差だらけで、トイレへの廊下の動線が特に悪く、介護がしづらい!ということで、『最後の親孝行!親子4世代が仲良く暮らせる家へ!』をテーマに、リフォームが始まりました。
今回のリフォームを手掛けられた匠は、倉橋英太郎一級建築士。私がいつも楽しみにしているのは匠のニックネーム。倉橋氏は、『住環境の時代考証人』!なんだか必殺仕事人みたいですよね。毎回感心します。
さっそく匠による現場検証が始まります。昔の家の作りだと、冷蔵庫や電子レンジ、オーブンを置く場所がなかったり、洗濯機もうまく入るスペースがなかったりするのですね。けっこう広いお宅にもかかわらず、台所はすり抜けなければならないほど狭くなっちゃってます。あと、昔のお家に多いのが、増築を重ねているために段差が多くなることです。増築した屋根の継ぎ目から雨漏りがして、その下の柱が腐り…という。今回の基礎は築53年にしてはとってもしっかりとしたつくりで、歪みも少なかったようです。雨漏りした部分や梁を補強し、置き屋根づくりにしました。何と言っても今回は、断熱性をメインに考え、能登ヒバを使ったトリプルガラスのサッシ。木製サッシ、憧れます。そして庭に出るデッキ、ああ、憧れる…。
所ジョージさんとゲストの方々の小さなクイズ形式の推理も楽しいです。今回のは「冷蔵庫を可動式に」だったり。そんなわけない~、と笑えました。
ついに黒と白のシックなリフォーム全貌が見えてきました。完成を見るのが私の毎週の楽しみなのです。一体、玄関のドアやお風呂のドアは誰がどうやって開けているんだろう、加藤みどりさんの「なんということでしょう!」はいつ出るだろう、と楽しみにしつつ。それにしても広い庭のお宅でした、これからもお幸せに、長生きなさってください!