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感想・書評「ローマ人の物語4 ハンニバル戦記 中:塩野七生」ネタバレ注意・簡単に言うと、BC200年頃にカルタゴとローマという国があってスペイン(カルタゴ支配)の領主(レビュー)。 #読書


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【ローマ人の物語4 ハンニバル戦記 中 】【塩野七生】

ハンニバルの名前は知っていても具体的には知悉していないので購入しました(一気呵成)。
ハンニバルはなぜ勝ったのか(負けたのか)。どこに敗因を有していたのか。それらが明白になります。
簡単に言うと、BC200年頃にカルタゴとローマという国があってスペイン(カルタゴ支配)の領主であったハンニバルがアルプスを越えて、数万の兵で動員可能兵数75万のローマ連合を破り主要三都市(日本なら東京・名古屋・大阪)を降してローマを陥落寸前にまで追い込んだ内容です。
息を飲むのは槍で密集するのが趨勢だった時代に騎兵を有効活用した点です。また彼の政治視線はローマ本国と同盟国・植民国からの参戦者に、「待遇の違い」を与えることで発揮されます(本国兵には厳しく。あとは解放)。
つまりローマ同盟の「団結」を瓦解しようとしたのです。そして読みは当たり主要三都市の一つが離反します。
ここまでが彼の人生の絶頂期でした。
それというのもハンニバルの考えでは傷が大きくならない内にローマがカルタゴに有利な講和を渋々、受託するだろうと考えた。しかし、ローマは拒否。
これによってハンニバルの孤立戦が始まります。
その所以は寝返った国をローマから「守る」必要が生じたからです。守らなければ信用にかかわりますから。
同時にローマも分析と検討を行います。つまり、ハンニバルには勝てないと認めます。その上で、ハンニバルとは基本的には戦わない(小競り合いは繰り返す)を決めました。しかし本人以外とは戦う方針。
これによってアイスが溶けるように少しずつ消耗されていくハンニバル。その過程が詳細に執筆されています。
これを読んで、ローマ人は賢かったのだなあ、と感心しました。
精神的には負けているけれども冷静にハンニバルにあってローマにあるものとないものを比較検討した点が優れていると思いました。

ありがとう寄稿。

5月といえばゴールデンウィーク。世の中な連休です。

「有給使って6連休!」という友人もいれば、「ゴールデンウィーク?仕事だよ!」と発狂していた友人まで。

前半は仕事で終わりましたが、後半は連休…2016年ゴールデンウィーク日記・連休の時じゃないと親と顔を合わせられないので、実家に帰りました。 | 大人がおすすめる漫画日記。