賛成か反対か…どちらとも言えない
正直言って私は、原子力発電撤廃に賛成!と手放しでは言えないでいる。
その理由として、第一に代替え可能なエネルギーの有無がある。原子力発電反対!と口では簡単に言えるが、それに代わるものが果たして即座に用意できるのだろうか?と疑問に思うからだ。
二つ目の理由としては、2011年の大地震の時、私は地元である福島県に在住していたのだが、私自身、放射性物質と言う見えない恐怖と錯綜する情報の中、何を信じれば良いのか分からない状態だった。
そんな中、その現場でそんな恐怖と戦っていた作業員の方達の生活はどうなるのだろうか?再就職先は用意されているのだろうか?健康管理は?そんな心配が頭をよぎる。
原子力発電のおかげで、便利な時代になったのも確かであるし、それが壊れた時どんなに恐ろしいことになるかも身を持って体験した。
これから原子力発電に代わるエネルギーを試行錯誤して見つけて行くしかないのだろうと、不安を覚えながら、代替えエネルギーの発見に期待している。