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ドキュメント72時間「オン・ザ・ロード国道16号線の“幸福論”」感想!これ以上栄えないでほしいと笑うシニア世代の友人同士…(ネタバレ注意)。


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6月13日放送 ドキュメント72時間「オン・ザ・ロード国道16号線の“幸福論”」

神奈川県を起点とし、八王子や埼玉を抜け千葉へと続く国道16号線を、もくもくと72時間かけて走破し、道中で出会った様々な人へ「何に幸せを感じていますか」とインタビューを続けるドキュメント番組です。首都圏でも郊外をつなぐ16号線は、大型ショッピングモールやチェーン店が続き、それは日本全国でどこでも見られる変わらない郊外の風景、いいかえれば特色が見いだせない風景かもしれません。そこで生活をしている人々の抱えているものはさまざまでした。

これ以上栄えないでほしいと笑うシニア世代の友人同士、地元でプリクラや買い物をしているのが幸せとはしゃぐ小学生の団体、地元愛から将来は、地元でつつましい生活を望む中卒と高校生の若いカップル、一人で今までもこれからも強く生きていくという野草を摘む老女、そして深夜、亡くなったパートナーを想いながら歩き続けるホームレス。境遇や年齢性別さまざまな人々が今ある現実をどう受け止めて、どう消化しているのかで幸せの定義もそれぞれなのだなと感じずにはいられませんでした。番組の最後に、「この旅も終わりです。」と道路標識を映しました。その標識には「20t超 終点」の文字が、そしてカメラはその標識の反対側に回ります。すると反対側には「20t超 始点」とありました。人生は幸せも不幸せも背中合わせなのです。