福士誠治・どんな役でもこなす演技派なところが好き
最初に福士誠治さんを見たのは、NHKの純情きらりでした。宮崎あおいさんの相手役で、昭和初期の雰囲気に合っているなと思いました。戦争の悲惨さを目の当たりにして、心に大きなトラウマを背負う難しい役でしたが、上手く演技で表現していました。
次に見たイノセントラブで、完全にファンになりました。堀北真希さんの兄役で、両親殺害容疑で逮捕されている影のある役でした。セリフがあまり多くなく、表情で演技していることが多かったのですが、その演技がすごくよかったです。涙を目にためて感情をおさえているシーンは、今でもよく覚えています。
ドラマや映画に舞台までやっているので、出演している作品がとても多いです。出演しているのを知らずに見ていて、驚くことも多いです。作品によって雰囲気が全く違うので、しっかり役作りしているのだと思います。そういうところも、好きな理由の1つです。
斎藤工さん、波岡一喜さん、大竹浩一さんと共に演劇ユニット「乱-Run-」も結成しています。今年は、12月31日から1月6日まで舞台をやります。久しぶりに4人での活動なので見たかったのですが、年末年始に東京での上演なので行くことができずに残念です。