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美幸(鈴木おさむ)感想&書評!文字数も少なく、会話の多い小説なので、早い人は一時間くらいで読み切れる(ネタバレ注意) #小説


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鈴木おさむさん作 「美幸」 について

私はこの間本屋で本を眺めていた時に、鈴木おさむさんの書いた「美幸」という小説に目が止まりました。この小説は以前鈴木おさむさんが演出した舞台を小説化したものです。その舞台には私の好きな役者さんが出演していたため、小説も読んでみたいなと思っていたので、見つけた瞬間即買いました。そして、家に帰り、読み始めました。

この作品は結構文字数も少なく、会話の多い小説なので、早い人は一時間くらいで読み切れるような本になっています。
私はこの本を読み、本当に怖いと思いながら途中まで読んでいました。しかし、最後の最後まで読んで、こんな形になるとは思ってもいなかったので、しばらくぽかんとしてしまいました。
愛しているから狂ってしまった女の人。いじめられていた女の人。その人の愛する人。その女性の愛は本当に狂っていて、狂気に満ちています。しかし、最後のページを読むと、その狂気をも美しく感じるようにできています。
この本は本当に人を愛して、その愛した人を失ったときに出てくる狂気はすごいことになるということ、人を一途に愛する事の美しさを教えてくれます。
結構読みやすい本です。内容はちょっと苦手な人もいるかもしれませんが、好きな人は本当に好きだと思うのでぜひ読んでみてほしいです。