みんなの政治経済ブログ。

みんなで更新する社会派ブログです。

スポンサーリンク



感想・書評「珈琲店タレーランの事件簿:岡崎琢磨」ネタバレ注意・シリーズ化されていて現在は4巻まで出版(レビュー)。 #読書


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

珈琲店タレーランの事件簿 岡崎琢磨 きっとあなたもコーヒーが飲みたくなる

京都にある純喫茶タレーランを舞台に、日常に次々と起きる不可解な出来事をバリスタがミルを挽きながら解決していくというミステリー小説です。シリーズ化されていて現在は4巻まで出版されています。

この作品はとにかくさりげなく読者をだますのがうまい。
基本的には短編形式で特別凝った事件が起きているわけではありません。気が付いたらカフェラテの絵が崩れていた、自分がほしかったものを知らないはずなのにプレゼントしてくれた、シュガーポットの中身がすり替わっていたといった些細な事件ばかりなのにその裏には毎回あっと驚く秘密が隠されています。主人公の正体が実は…だったり、バリスタが実は…と1話を読み通して初めてわかる真実。とにかく先入観を持たずに読んでください。何気なく読んでいると作者のはったさりげない罠にはまってしまいます。

純喫茶が舞台とあってたくさんの種類のコーヒーがホットだったりアイスだったりカフェラテだったりとおいしそうな描写で登場しています。店主が作ったアップルパイも魅力的。
読めばあなたもコーヒーが飲みたくなること間違いなし。