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感想・書評「斜陽」ネタバレ注意・お金に恵まれていた貴族が落ちていく話が(レビュー)。 #読書


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斜陽 太宰治 ある程度お金に恵まれていた貴族が落ちていく話が

さすが、太宰治って感じですね。文章だけで、あそこまで表現することのできるのに感服しました。主な登場人物は、かず子、弟の直治、二人の母、そして、上原の4人です。直治は、心が弱く、戦争などで心を痛めたのでしょう。今まで自分が思ってた考えが正しいと思ってたことが違っていたのではないかと考え始めたんでしょうね。それを繊細なお母さまは、本当は気付いていたんでしょうね。

でも、気付かないふりをして、普通に今までと全く変わらない生活を送っていたのでしょう。この中では、お母さまだけたが、いつまでも変わらない美しい存在で、その美しさに、かず子も直治もいつも救われていて、お母さまがいるから、頑張れると思っていたのに、そのお母さまが結核にかかってしまい、かず子と直治は嘆き哀しみ、直治は自殺までしまいます。かず子は、そんな中で愛する上原さんの子供を身ごもり、色々ありましたが、一見幸せそうに終わったのですが、私には腑に落ちなくて、私の読解力の無いせいでしょうか、直治の片想いしていた相手は、上原さんの奥さまだった方が面白いな、と思ってしまいました。

ありがとう寄稿。

今回の料理に関してはかなり聞きなれないものです。ですが私自身料理を見てかなり美味しそうにも見えるものです。

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