『会社の老化は止められない』(細谷功):これを読まずして会社を語るな
わざと目に付くタイトルを付けて、薄っぺらい内容であっても読者を獲得させるのがビジネス書の常套手段。しかし、本書は20年間企業を見続けた筆者が会社を生命体と捉え、20年以上観察し続けた集大成となっており、骨太の内容となっています。「会社も人間と同じく老化し、その老化は決して取り戻すことができない。
必要なのは世代交代などではなく、会社そのもののリセットである」という主張は一見すると机上の空論のように思えます。しかし、筆者はこの考えを学術的な視点や自らの経験を交えて、しっかりと説得力のあるものに仕上げています。今の日本社会の停滞をもたらしている「会社」の問題を徹底的にあぶり出していると言えるでしょう。これを読まずして、2000年代のビジネスは語ることができません。ビジネス書は胡散臭くて薄っぺらいという認識を見事に吹き飛ばしてくれた1冊です。ちなみに、本書の最後にはビジネスが「会社」という組織ではなく、グローバルプレイヤーと小企業・個人の双方を中心として回り出すことが予見されています。どうしてそうなるのかは本書を紐解けばきっと理解することができるでしょう。
ありがとう寄稿。
火星には地球上に存在したヴェネチアが再現されて作られており、そこで水先案内人(ウンディーネ)と呼ばれるゴンドリエを目指すために日々修行を続ける少女、水無灯里を中心に話は進みます。
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