東芝の決算発表が再延期の可能性・米原発子会社ウェスチングハウスの内部統制上の問題が見つかった（気になるニュース）

東芝の決算発表が再延期の可能性

米原発子会社ウェスチングハウスの内部統制上の問題が見つかったとして東芝が先月先送りしていた2016年４月から１２月の決算発表を再延期する可能性が出てきました。これを受けて大手銀行などが経営が悪化している東芝に対して融資格付け引き下げをする動きが出ています。

原発事業での損失拡大、度重なる粉飾決済などで東芝への信頼は揺らいでいます。東日本大震災での福島原発事故の調査が何一つ進んでいない状況で自社の原子炉を海外に売り込もうとしたこと、それは果たして正しい選択だったのでしょうか？世界的に再生可能エネルギーに移行しているなか日本だけが原子力発電をベースロードにするという考えを変えていません。東芝を抱える日本はエネルギー後進国に成り下がっていることを自覚する必要があると思います。