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水産庁が設定した太平洋クロマグロの資源管理を図るための規制はなんとなく中途半端だ「今回の規制は30kg未満の個体の漁獲規制を強化しただけ」【気になるニュース2017年】


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水産庁が設定した太平洋クロマグロの資源管理を図るための規制はなんとなく中途半端だ

世界的がクロマグロの漁獲規制を強化する方向に動いている中で、日本の資源管理は大幅に遅れている。
今回、水産庁が漁獲枠を強化したというニュースが流れていたが、これは今月末の国際会議を控えて「日本国内で規制を強化していますよ」という姿勢を見せるためのものと考えられていて、どうも中途半端なイメージ。
たくさん獲りたいという漁師から見れば「もっと獲らせてくれ」ということだし、規制を強化すべきと考える人から見ると「効果的な規制になっていない」という程度に過ぎないのだ。
なぜかというと、今回の規制は30kg未満の個体の漁獲規制を強化しただけだが、マグロという資源を増やすためには「産卵期」に「産卵前の個体」を獲らないことが大事なのだ。このような産卵期の個体の漁獲規制は、長崎県で一部の漁師が自粛しているにすぎない。
世界から日本が本気で取り組んでいると認められるためには、もっと効果的な規制を実施するべきだろう。