貴乃花親方が貴ノ岩の事件に関連して告発状を内閣府に送ったことは記憶に新しいことですが、今度は逆に自分の部屋の関取である貴公俊の付き人に対する暴行事件が起きてしまっています。それに対して、貴乃花親方は、一連の自分の協会との確執が弟子に影響を及ぼしたことを認めました。
貴乃花親方は、プライベートの出来事、たとえば、自身の結婚に関すること、お母さまやお兄様とのことなども含め、かなり変わった方だと思っていましたが、この貴ノ岩事件にからんだ協会との確執はとても不快な思いをしてみていました。ですが、今回の貴公俊の暴行事件に限っては、一連の自分の協会との確執が影響した、と素直に認めたことは少々意外で、きちんとしたところも持っているのだな、と思いました。ただ、告発状の子とは別問題としていますし、今回の事件にからんで、協会の処分もあるでしょうし、人気幕内力士の貴景勝の休場もあり、貴乃花親方や貴乃花部屋はこれからどうなるんだろうか、とひそかに心配しています。