名古屋大学と岐阜大学が運営法人の統合に向けた話し合いを行うことで、調整しているという。国立大学法人では初の試みとなるようで、今後の行方が大変注目されている。これからますます少子化が進み、大学間での学生獲得の競争が一段と激しくなることを見据えてのことであろう。
この試みが上手くいけば、他の地域や大学間で同じような動きが加速するかもしれない。それによって、日本の大学の研究力が損なわれずに、ますます研究における国際競争力を蓄えて発展する方向へ行ってくれればよいなと感じる。地方にとって、大学は一つの知的財産の拠点となっているから、地方の大学の消滅という最悪のことにだけはならないで欲しいなと感じるニュースであった。