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感想・書評「ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一:吉川英梨」ネタバレ注意・汚職事件の犯人を取り逃がすヘマを犯して職場に居場所をなくすところから物語は始まります(レビュー)。 #読書

「ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一」 吉川英梨・著

主人公である叩き上げのベテラン刑事、本城が、汚職事件の犯人を取り逃がすヘマを犯して職場に居場所をなくすところから物語は始まります。そんな頃、エリート警察官僚である息子の智也から、詐欺組織に盗まれてしまった警察手帳を内密に取り返してほしいと懇願されます。

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感想・書評「幼年期の終わり:アーサーcクラーク」ネタバレ注意・オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和をもたらした(レビュー)。 #読書

幼年期の終わり アーサーcクラーク 感動。

 ある日、巨大な宇宙船が地上に降りてくる。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和をもたらした。はたして彼らの目的とは?

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感想・書評「スパイダーバース ダン・スロット」ネタバレ注意・世界は多元宇宙(マルチバース)で出来ている(レビュー)。 #読書

スパイダーバース ダン・スロット あっちもこっちもスパイダーマン!

日本でもお馴染み、アメコミヒーローの邦訳3部作の1作目。この世界は多元宇宙(マルチバース)で出来ている。それはニューヨークで活躍しているスーパーヒーロー「スパイダーマン(ピーター・パーカー)」も例外ではない。ある世界のスパイダーマンはイギリス人だったり、または読者に話しかけてみたり、はたまた人間ですらない者(豚)もいたり。

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感想・書評「デッドプールvol.2ソウル・ハンター ジェリー・ダガン他」ネタバレ注意・依頼内容は、過去に悪魔と契約をした人間の魂を狩ること(レビュー)。 #読書

デッドプールvol.2ソウル・ハンター ジェリー・ダガン他 デッドプール、悪魔と契約する

アメリカで出版されていた「マーベルナウ!」シリーズ第二巻。過去に起こったとある出来事により、今度のデッドプールは悪魔に雇われた。依頼内容は、過去に悪魔と契約をした人間の魂を狩ること。魂の回収は順調に進んでいくのだが、スパイダーマンやハルク、デアデビルとヒーロー達を巻き込んだ騒動に発展してしまい…。

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感想・書評「τになるまで待って:森博嗣」ネタバレ注意・洋館の様子や人物の描写もつねにドキドキさせるものですし、トリックも、確かに!(レビュー)。 #読書

τになるまで待って 森博嗣のミステリ

森博嗣さんの本は今回が初めてでした。いままでなんとなくめんどくさそう、Φとか難しそう…と思っていました。
手に取ったきっかけは、ミステリが読みたかったから。最近のように寒くなってくると、夜にミステリを読みたくなりませんか?

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感想・書評「草祭:恒川光太郎」ネタバレ注意・ホラーというよりはファンタジーです。短編5作品(レビュー)。 #読書

「草祭」 恒川光太郎 「夜市」で「日本ホラー大賞」受賞作家

「ホラー大賞」を受賞して、デビューした作家ですが、この「草祭」は、ホラーというよりはファンタジーです。短編5作品です。
どこかにありそうな不思議な町・不思議な場所の物語です。子供のころを思い出します。
いつもの遊び場だった「原っぱ」は、こんなところへつながっていたのではないか・・と、あの頃を、思い出します。

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感想・書評「デッドプール モンキー・ビジネス:ダニエル・ウェイ」ネタバレ注意・憧れのスパイダーマンを求めてニューヨークへやってきた(レビュー)。 #読書

デッドプール モンキー・ビジネス ダニエル・ウェイ デッドプール、メイドになる

今年ハリウッド映画として公開された『デッドプール』の邦訳の1つ。憧れのスパイダーマンを求めてニューヨークへやってきたデッドプールだったが、当のスパイダーマンに殺人事件の容疑者として捕らわれてしまう。何とか誤解を解くものの、事件の犯人と思われる暗殺者専用の殺し屋「ヒット・モンキー(殺人猿)」が今度は自分を殺すだろうとデッドプールは確信して…という内容。

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感想・書評「ペンギン・ハイウェイ:森見登美彦」ネタバレ注意・ストーリーは街に突然ペンギンがあらわれたり、謎の雲のような物体が(レビュー)。 #読書

『ペンギン・ハイウェイ』 森見登美彦

これは子どもの、大事で不思議な研究の話。SF大賞受賞作。
SFらしい、非常にばらばらなキーワードがあちらこちらに登場するのだけど、それらが実は全てレゴブロックのごとく組み立てられているというのを、読者と作中人物に推測させる構成に圧巻です。

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感想・書評「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」ネタバレ注意・2017年秋に二宮和也で映画化(レビュー)。 #読書

「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」 田中経一:2017年秋に二宮和也で映画化

主人公佐々木充は、死期が近い人々の思い出の料理を完璧に再現する「最期の料理請負人」です。佐々木はある時、第二次大戦中、満州で天才料理人の山形直太朗によって作られた究極のレシピを蘇らせることをある人物から依頼されます。その究極のレシピというのは「大日本帝国食菜全席」という名の全204品から成るレシピだったのです。

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感想・書評「N氏の遊園地:星新一」ネタバレ注意・予想外の結末が面白い(レビュー)。 #読書

N氏の遊園地   星 新一  予想外の結末が面白い

中学生の頃に星新一さんの作品を初めて読んで、すっかり彼の作品のファンになったんです。それまではタイトルを見て気に入れば読むというスタイルで本を読んでいたので特定の作家さんの作品を読み続けたのは彼が初めてだったんです。多くの作品を買い読んだのですが、N氏の遊園地は持っていないことが解り急いで探して先日見つけたので購入したんです。

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