突如浮上した線路上逃走問題…取り上げるのはそこだけ?
先月から今月にかけて、痴漢の疑いをかけられた人が線路上を逃走するケースが増えているもいうニュースが報道された。
その件数はすでに7件に上るという。
このニュースで言いたいことは、線路上に降りることがいかに危険な行為であり、それにより電車運行への影響も否めないからである。
しかし気になるのは、このニュースでは彼らに疑われている痴漢行為に対して、お咎めの言葉一つもない報道内容。
線路上逃走の報道で、その方法もあると習う人もいたのではないだろうか。
もちろん線路上を逃走する行為は決して許されない。
だが、今回のニュースのように痴漢行為には全く触れない取り上げ方も疑問である。
そもそもの痴漢行為がいけないのである。
そこを一言も言わない報道では、模倣犯が現れるに違いない。