60歳以上の高齢者の2割が子や孫の生活費を負担!でもこれって貧困化なの?
60歳以上の高齢者の約2割が子や孫の生活費を負担していることが内閣府の調査で分かりました。今回の調査は一部では若者の貧困化と結びつけられていますが、それは早計だと思います。近年、晩婚化が進んでおり、30代で第一子というのは当たり前です。
こうなると親が60代で子供が新卒3年目くらいの年齢となります。とすれば、まだまだ親の援助があってもおかしくありません。また、高齢者がタンス預金をするのではなく、子や孫の生活費を負担することによって経済が回っている側面もあるでしょう。高齢者とお金に関するニュースがあると、すぐに「若者の貧困化」と結びつけられがちですが、その実態を冷静な視点で見つめることが大切ではないでしょうか?