日本航空や全日空という大手の航空会社でパイロットの飲酒問題が相次いでいます。日本航空の副操縦士に至っては、地元警察に逮捕されるというかなりショッキングな結果になっています。
ただやはり本当にショッキングというべきはこの副操縦士が乗務前の社内検査を不正にすり抜けた疑惑があるということです。実際にすり抜けられてしまっているのが、乗客の立場からするとかなり恐ろしいです。航空機に向かうバスの運転手が酒の臭いに気づいたということで、まさにフライト寸前の発覚。誰にも気づかれずそのまま乗務していれば、大惨事を引き起こしていたかもしれません。検査がどのようにしてすり抜けられてしまったのかきちんと検証して報告してもらいたいです。一度に何百人もの命を預かる航空機の乗務員にはせめて乗務前日の飲酒は控えていただきたいと切に願いたくなります。