日銀の出口戦略は緩やかに行われるか
日銀の出口戦略について、いつ行われるのか、あるいは突然行われることによって株式・債券市場に多大な混乱を生じるのではないか、心配しています。
というのも日銀は、ここ半年以上に渡って、国債の買い入れや、ETF(上場投資信託)の購入などを大規模に続けています。そのため確かに今は日本の株価は順調に上昇しています。しかし、それはあくまで官製相場と言えてしまうのではないでしょうか。
相場が上昇するのは多くの機関投資家にとって望ましいでしょうが、相場の上昇を支える日銀の大量買入れはいつまで続けられるのでしょうか。いつまでも続くとは思えませんし、また突然終わると株価の暴落を招きそうで怖いのです。どうすれば官製相場を緩やかに終わらせることができるのか、規制策の解除方法が気になっています。