4月25日のSTVストレイトニュースで、北海道松前町の島に上陸して発電機などを盗んだとして執行猶予付きの有罪判決が確定した北朝鮮の木造船船長が、強制送還に向け移送されたと報じられました。
この中で、移送されたのは木造船の船長と結核の疑いで治療を受けていた乗組員の合わせて2人とのことでしたが、他の乗組員は既に強制送還されており、懲役2年6ヶ月執行猶予4年の有罪判決が確定したのは先月とのこと。
何故今なのか筆者は考えました、結核の疑いで治療を受けていた乗組員は他の乗組員と一緒に帰していれば、北朝鮮でまともな治療を受けることは出来なかったのではないかと。だから、船長と一緒に残して治療を行い、回復の目途がついたところで船長と一緒に送還するという配慮がなされていたのではないでしょうか。