今回の日本大学アメリカンフットボール部のラフプレーの問題で、日大は各企業の採用担当者に対して、「日大の学生が入社試験を受験しても、変な目で見ないで」というお願いを出した、と報道されました。日大と言えば日本屈指の学生数を誇るマンモス大学です。
それなのに、「日大の学生=ラフプレーをする学校の生徒」と一概にみられる可能性がある、というのはまずビックリしました。あと、アメリカンフットボール部の体制を刷新し、「日大はちゃんとこういう問題にも対応する学校です」とアピールすることをしていないのに、そんなことを企業にお願いする大学の姿勢にもビックリでした。自分がしっかりせずに信用回復を得られるほど、日本社会は甘くありません。日大は現状をちゃんと把握し、適切な対応をすべきとつくづく思いました。