【2018年8月15日】。今から79年前、中国東北部(満州)の北にある、ノモンハンと呼ばれるところで日本軍(関東軍)とソビエト軍との国境線を決める小競り合いから大規模紛争に発展した事件が「ノモンハン事件」です。
結果的に日本軍は近代化したソビエト軍に大敗したわけですが、なぜ泣く子も黙る関東軍と呼ばれた日本軍がソビエト軍に大敗したのかを当時の日本陸軍の根本的な問題を取り上げ、説明していった番組です。このノモンハン事件で大敗したにも関わらず、何も反省することなく、太平洋戦争に突入し、取り返しのつかないぐらいの大敗をし降伏と軍隊解体という陸軍組織の崩壊を招いたことになるのですが、その序章でもあるノモンハン事件を事細かに説明しています。このノモンハン事件やのちの太平洋戦争に敗北した要因が、今の日本の官僚や社会と似たところが大いにあり、我々現代日本社会に警鐘を鳴らしている。