高齢者の運転で起こる事故が後を絶ちません。先日も、池袋で母子2人が死亡するという痛ましい事故が起きました。運転していたのは80代の男性でした。
このような事故を防ぐために、高齢者に免許を返納してもらうことがよく主張されます。しかし、運転出来ないと生活が成り立たないようなところに住んでいる高齢者もたくさんいます。
このような高齢者に免許を返納してもらうには、公共交通機関のより一層の充実が求められると思います。大きなバスでなくても、コミュニティバスや乗り合いタクシーなど、小回りのきく公共交通はいくつもあります。
これ以上高齢者の運転による悲惨な事故を起こさないためにも、日本全国の自治体が公共交通の充実に注力してほしいと思っています。