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高齢ドライバーの免許返納をもっと定着させるべき。「足は健康ではなく正常な運転ができない恐れがあった」 #気になるニュース2019年


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東京池袋で、高齢者の運転する車が若い母親と3歳のお嬢さんをはねて「殺害」した事件の行方が気になっています。
これは間違いなく「殺人事件」です。事故などではありません。車を運転していた飯塚幸三氏の足は健康ではなく正常な運転ができない恐れがあったこと、1年も前から運転をやめようかな等と発言していたこと、事件当時のハンドル操作痕が見られなかったこと等、起こるべくして起こってしまった「事件」です。
なのに、飯塚氏は逮捕されず、犯人ともならないのが納得できません。被害者の御遺族が、被害者の写真を公開し、思わず耳を塞ぎたくなってしまうほど悲痛な胸の内を会見で表明されました。飯塚氏、そして、氏の運転をやめさせる責任があった家族は、あの会見をどのような気持ちで見て、今何を考えているのでしょうか。得体の知れない力に守られている加害者一同、そしてその守っている何者かにひどく憤りを感じます。自分の家族が同じように轢き殺されたらどのように思うのでしょうか。
もちろん、高齢者でなくとも事故は発生します。しかし、高齢者の運転によるリスクが高いのも事実です。国は、高齢者に免許返納の意識をもっと持って貰える工夫をするか、それができないのであれば、免許返納年齢を定めるべきではないかと思います。さもなくば、この悲劇はまた繰り返されてしまうのではないでしょうか。