喜美子は大阪で女中をやっていた経験が、今の仕事にも活きていると思いました。
しかし、今回の仕事はかなり楽そうです。
それは喜美子が大久保さんに鍛えられたので、そう感じるようになっただけかもしれません。
喜美子は絵付けの現場を見て、夜も眠れなくなるくらい心に響いたのだと思います。
喜美子ならば、絵付け職人になれそうですし、もしかしたらその方向へ進むのかもしれないと思いました。
川原家は父親の常治の商才がないのか、いつも借金に苦しんでいるような気がします。
この時代なので、仕方がないのかもしれませんが、川原家の人達は喜美子を頼りにしているようです。
いざという時は喜美子が動かないと、この家は回って行かないのではないかと思いました。