事件モノドラマが好きなので観ていました。
他の事件モノドラマと違うのが、毎回、結末が深いこと。
主人公が25年前、両親・姉が殺害され、兄がその犯人として自殺を遂げたがどうしても兄の犯行とは思えず、真実を知りたいと思いながら科捜研の仕事をこなすというストーリー。
科捜研が舞台なので基本的には1話完結の事件を解決に導きながらも、その裏で25年前の事件に関連する事件も起きたりして真犯人が誰なのか、最終回までハラハラでした。
1話完結の事件も多くのドラマの場合、最後はハッピーエンドがですが、このドラマは毎回深い結末があり、その深さも何とも悲しい事実があったりして、事件解決してスッキリ!というより、悲しい現実を受け止めてツラいけど前を向かないと…というような展開が多かったのが印象的でした。
かといって、観終わったあとに暗い気持ちになるかというとそうでもなく、実際にこういった事件に巻き込まれた方はこんな気持ちになるんだろうなと言うか…現実味のあるドラマで楽しかったです。
そんなドラマの待ちに待った最終回。
いや~…意表つかれました。
途中まで予想してたけど、予想も半分当たりながらも全然違ったというか…えぇ~!っていう結末でした。
でも解決?して、今までクールで飄々としてる主人公のこぼした笑顔のラストにキュンとしました。
…と思ったら、その最後の最後に意味深なラストカット。
あの終わり方も良かったです。
原作は漫画のようなので、原作も読んでみたくなりました。