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NHK大河ドラマ「いだてん」2019年9月22日放送 第36回「前畑がんばれ」の感想「1936年開催ベルリンオリンピックでの前畑秀子女子競泳200m平泳ぎ決勝」 #NHKドラマ


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来年開催が控えている2020東京オリンピックの前年に1964年に日本で初開催された東京オリンピックの歴史を語るという事で自分としては大変興味を持って視聴している大河ドラマなのですが、脚本や表現も含めた難解なドラマ内容と平均視聴率の低さ的には今ひとつ世間の盛り上がりが欠けているというのが率直なところではあります。

しかし、1936年開催ベルリンオリンピックでの前畑秀子女子競泳200m平泳ぎ決勝を描く今放送回は、当時としても日本中が感動した有名なエピソードなので大変期待しての視聴となりました。このベルリンオリンピックにおける前畑秀子の女子競泳200m平泳ぎ決勝といえば、何といっても当時ラジオ実況を担当した河西三省氏の「前畑がんばれ!」の名実況につきます。今放送回のサブタイトルにもなっているのでかなり期待しての視聴だったのですが、結論から言うと期待を外されたと言わざるを得なません。河西アナが「前畑がんばれ!」を連呼し前畑の金メダル決定の瞬間が最大の見どころだったのにも関わらず、今回の脚本ではドラマ中盤のラストというタイミングでその後ラストまではオリンピック終了後を描いていました。せっかくの題材が尻つぼみになった感じがし、更にいうとドラマ後半の主人公である田畑政治が名実況を邪魔した脚本になっていて、「前畑がんばれ!」をもっとドラマチックに観たかった一視聴者としては残念なものでした。今作品の脚本家宮藤官九郎氏を否定する訳ではないのですが、NHK大河ドラマは視聴者の平均年齢は高いと思うし安心できる下手な展開を好み傾向があると思うので今回のみはセオリーな展開で良かったのでは?と思います。ドラマのクライマックスに名シーンをドラマチックに描く脚本であれば、誰もが共感感動し涙さえ出たかもしれないのに…あくまで個人的な感想です。